巻き爪治療(自費診療)

巻き爪の原因

・間違った爪の切り方(深爪、特に爪の両端を深く切り落とす切り方 など)

・足に合わないサイズや種類の靴を履く(ハイヒール、サイズの小さい靴、つま先の細い靴 など)

・運動不足などで爪に加わる力のバランスが崩れる

・食生活の悪化で薄い爪や割れやすい爪など正常と異なった性質の爪になる

これらが原因で、爪が横から強く圧迫されたり、逆に爪が下から受ける力が弱くなったりすると、爪の端が内側に向かって巻いていくと考えられています。

巻き爪マイスター と リネイルゲル

当クリニックでは、 巻き爪マイスター と リネイルゲル を使用した巻き爪治療を行っております。

巻き爪マイスター:コイルバネに内蔵された超弾性合金ワイヤーの弾性力によって、矯正具を装着している間に爪湾曲が徐々に矯正されます。

リネイルゲル:巻き爪マイスター等の爪矯正具を装着した爪に本剤を24時間塗布することによって爪を軟らかくし、巻き爪の矯正効果を高める薬剤です。

  • まずは下記のように爪の幅を測定し、巻き爪マイスターを装着します。

*Uフックを爪に引っかけますので装着する爪は1~2mmほど伸ばしてください。

*爪がもろい場合、爪周囲に炎症がある場合、重度の巻き爪の場合は装着できない可能性もあります。

  • 次にリネイルゲルを塗布します。巻き爪マイスターを装着だけでは、巻き爪の補正に1ヶ月から3ヶ月必要と言われておりましたが、ここにリネイルゲルを巻き爪に1日塗ることで半数近い患者さんが1週間ぐらいで大幅に巻き爪の矯正が可能となります。(あくまで統計でありますので治療経過には個人差がございます。)

   リネイルゲルが塗られている間は爪を柔らかくして巻き爪マイスターにて巻き爪の補正を促進させております。

  • 翌日:リネイルゲルを塗ったは約24時間後に、水またはお湯で洗い流します。(巻き爪マイスターは装着したままです)
  • 1週間後~1ヶ月後、来院していただき、治療効果の確認をします。

  治療効果が確認できれば巻き爪マイスターを取り外します。

  • 治療中は、装着部に強い力がかかると矯正具が外れやすくなるため、注意してください。特に、サッカーや水泳など、爪に負荷がかかるような激しい運動はできる限り控えてください。
  • 矯正具が装着された爪の表面を医療用テープなどで保護することをお勧めします。
  • 再び巻き爪が再発してきたり、痛みが感じたときは再度受診してください。

巻き爪治療の料金

巻き爪マイスターは特定保険医療材料ではないため、医療保険が適用されません。
全額負担の 自費診療 となります。以下税込み金額。

・診察料(初診料2200円、再診料1100円)

・処置料(2200円)

・巻き爪マイスター材料費(4400円)

・リネイルゲル材料費(4400円)

・テープ代(1枚300円)

例えば、

初診時:

1カ所の巻き爪治療(巻き爪マイスター+リネイルゲル使用+テープ2枚使用)をした場合→

初診料2200円+処置料2200円+材料費9400円 となり13800円となります。

(複数箇所の巻き爪治療の場合は材料費のみが加わります。)

再診時:

・診察のみ:1100円

・診察+処置:3300円(巻き爪マイスターの調整などを含む)

例えば、

巻き爪マイスターが外れて再装着を行う場合:装着していた巻き爪マイスターを持参されると3300円(+テープ代)。

巻き爪マイスター紛失され再購入の場合:再診料1100円+処置料2200円+材料費4700円(テープ1枚込)で8000円となります。


※巻き爪マイスターのみでは装着後、3か月経過してから外す場合が多いです。巻き爪マイスター装着とリネイルゲル併用の場合は、1週間~1か月後に外せることが多いです。個人差がございますので、半年ほど治療期間を有する患者様もございます。

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