新型コロナウィルス抗原定量検査『Rapiim SARS-CoV-2-H』
2019年12月より全世界へ流行となりました新型コロナウィルスも2023年5月よりインフルエンザウィルス感染症と同類の5類感染症に分類されることとなりました。一時的に流行も沈静化した時期もございましたが、今なお感染症の再流行・拡大をみせております。
ウィルス検査に置きましてですが、ウィルス迅速検査キットやウィルス定性検査ではウィルス量が少ないなどがございますと偽陰性になることも多い最中、当クリニックでは以下の新型コロナウィルス抗原定量検査測定器を用いて、より精度の高い診断に努めております。
当クリニックでは、キヤノンメディカルシステムズ株式会社より2023年に販売されました『Rapiim SARS-CoV-2-H』を使用したSARS-CoV-2抗原定量検査(保険適応)を行っております。
こちらの検査におきましては、COVID-19の検査の中でも簡易なPCR検査と同レベルの感度があり、症状の有無を問わず、鼻咽頭ぬぐい液もしくは唾液検体において、確定診断の根拠とする検査として厚生労働省に推奨されています。
核酸検査やPCR検査と同様に確定検査としての役割があり、光学的に検査結果を精密に測定します。
より低濃度(感度以下)のウィルスは除外されますが、PCR検査と同レベルの検査結果を正確に反する抗原定量検査です。
コロナ迅速検査キットやコロナ抗原定性検査機のようにある程度の高濃度のウィルス量が存在しないと陽性にならな検査方法とは異なります。
検査時間といたしましては、迅速検査と同様の手順で鼻咽頭ぬぐい液からの検体採取をおこなった後、ウイルス増幅培養に5分、測定時間15分(計20分)での検査結果となります。
当クリニックではこちらの『Rapiim』を複数台稼働して、患者様の検査待ち時間をできるだけ緩和し、かつ、より高い診断を追求した診療に努めております。
当クリニックの3台の『Rapiim SARS-CoV-2-H』